スピリチュアルな学びをする過程において切り離せないもの、また明らかに変化してくるものに
「食べ物との関わり方」があります。
食べ物は肉体のためのものであるだけでなく、精神的にも大きく影響するものだからです。
今回ご紹介する動画の内容は
「食べ物とスピリチュアリティ」「体を動かすこととスピリチュアリティ」の深い関係性についてです。
日々の生活、実践的なスピリチュアル・レッスンとして、とても重要なコンセプトです。
是非参考になさってください。
肉体は魂の宿る神殿、とかYou are what you eat.(あなたはあなたが食べているもの)
という言葉を聞いたことがある方も多いと思います。
実際、飽食の時代、インスタント食品・コンビニ食・チェーン店・ファミレス食の氾濫によって、
私たちの感性は鈍くなり、同時に霊性・スピリチュアリティも退化してきた事実は否めないものだと思います。
自然環境に恵まれている日本人は、もともと大自然との関わりも深く、同時に高い霊性をもった国民でした。
海の幸、山の幸も豊富で、あらゆるところに神を見出す宇宙論をもって生きていたのです。
ところが・・・いつの間にかその神性は、様々な外的欲望を追求していくうちに薄れてしまったのです。
今、私たちは、本当の自分に返っていこうとしている~その過程において、
物理的なアプローチとして居住空間や食生活からも見直しが必要になってきているのです。
昨年、”断捨離”という言葉が流行したのもその流れの一環だと感じます。
何を食べているのか、体を使っているか動かしているか、簡素で清潔な生活環境を心がけているか・・・
今回の動画は、その辺の見直し、再確認をするキッカケになるものだと思います。
すべてはベストタイミングでやってくる☆この神聖なる秩序通りの流れに感謝です☆
【動画スクリプト:食べ物とスピリチュアリティ】
みなさん、こんにちは!ドランヴァロ・メルキゼデクです。
今日は、スピリチュアリティ(霊性)と食べ物についてお話しようと思います。
これは今まで何年間にも渡り、私が何度も何度も質問されてきたものです。
食べ物がスピリチュアリティ(霊性)にどのように影響するのか
知りたい人がたくさんいるということだと思います。
実際とても関係があります。
私は長い間、自分自身、そして人々の体を通して、それらが深く関係し合っていることを見てきました。
私は瞑想、アセンション、高次意識について教えています。
私は、食べ物、ヨガなどのエクササイズに気を配らない人たちが
問題を抱えていることを見てきています。
これらの問題によって、彼らは高次意識に至れなくなっているのです。
ですからみなさんには、これらのことに注意を払っていただきたいと思っているのです。
あなたが食べるもの、それらが体にどう影響しているのか考え始めて欲しいのです。
基本的に、私は自分の全人生を通してこのことを実験してきました。
私は若い頃、一般のアメリカ人のように肉を食べる普通の食事をしていました。
23才になった時、だいぶ前ですが、ベジタリアン(菜食主義者)になることを決めました。
そして、食事のことを探求し始めたのです。
その学びを深める中で、まず、ベジタリアンになって野菜だけを食べることが
どんなに重要なことなのかを理解するのに何年もかかりました。
現在、ベジタリアンになろうとしている人達には
それがどんな意味を持っているのか、わかっていない人をよく見かけるからです。
多分、自分を痛めてしまっているのではないかと思います。
なぜなら彼らは、食べ物がどのように体の中で影響しあっているのかわかっていないからです。
その後、私は30数年間ベジタリアンでした。
そして、75分間のヨガと1時間の瞑想を毎日続けてきました。
これが長い間私の日課でした。
その後、私は結婚しました。
私が結婚した人はベジタリアンでなく、料理家でした。
そこで私はベジタリアンをやめることを決め、どうなるのか見てみようと思ったのです。
そこで、私がわかったのはー
これがみなさんのお役に立てればと思うのですが
30年間ベジタリアンをして、その後15年間ベジタリアンでなくなる
という実験をしたわけですが、私はこの実験を自分の体でできたわけです。
一つに、かなり体重が増え始めました。
実際、100キロ以上になってしまったのです。
それは驚きでした!
ある日体重計に乗って、100キロを超えているのを見た時には
信じられす、固まってしまいました!
多分だれだってそうなると思いますが・・・
それから、ご覧のとおり20キロ減量して、元通りになりました。
そこで、この体験で私が学んだことを
みなさんと分かち合いたいと思うのですが
食べ合わせに関すること、まずはこれを理解することの大切さです。
あなたが何と何を一緒に食べるか、それがあなたの健康にとってとても大切だということです。
ただ闇雲に食べれば良いというのではありません。
それではよくないのです。
科学的にその理由を見てみると、それがどうしてよくないのかが分かると思います。
この地球上の食べ物すべてには酵素が含まれています。
とくに消化の必要な食べ物には含まれています。
そして、それぞれの酵素は、その酵素が胃の中で機能するために必要なPHがあります。
たとえばです・・・
あなたが肉とじゃがいもを一緒に食べたとします。
この二つは食べ合わせがよいのですが
その理由は、肉には毒があって、じゃがいもにはその解毒剤となるものが入っているからです。
この2つの食べ物が結びついているのはそれが理由です。
ところがそこで、あなたがグレープフルーツを一切れ食べたとします。
グレープフルーツは胃の中で全く違うPHを持っていますから
高いPHを持っているグレープフルーツが勝ってしまって、グレープフルーツだけが消化されることになるのです。
あとのお肉とじゃがいもは腸の中で腐っていくのです。
それらは消化されないのです。
それは体によくありません。
多くの人は、消化されない食べ物をお腹に抱えていることになります。
PHだけが大切なのではなく、
例えばベジタリアンのあなたがプロテインを摂取したとします。
プロテインが何を含んでいるのか、知っておく必要があります。
メキシコや南米では、ご飯と豆をいつも一緒に食べますが
それは、豆にはプロテインの半分、ご飯は残り半分のプロテインを含んでいるからです。
同時に食べることによって、完全なプロテインを摂取できるのです。
豆だけ食べてもだめだし、ご飯だけでもプロテインは摂取されないのです。
言い換えれば、私たちが今生きている世界において
正しく食べるには知識が必要なのです。
オレンジをお腹に入れて、それからじゃがいもをお腹に入れて
それがどうなるかについてわかっている人はとても少ないのです。
それは実に違いがあるのです。
それはあなたが現実をどう見るのかということにさえ関係してくるのです。
古代から、私たちの体は
一度に一つのものを食べるようにできているのです。
森を歩きまわり、ひとつの食べ物を食べ、1時間後にまた違うものを食べる・・・
だから胃の中には一つのものしか入っていないのです。
ですから、どの食べ物とどの食べ物が食べ合わせがよくないのか
このことについて、よく知っておかなくてはならないのです。
コーヒーとオレンジジュースを毎朝一緒に飲む人がたくさんいますが
これはかなり体に悪いのです。
これは言い換えると、それはあなたのスピリチュアルレベルに影響するということなのです。
そんなわけないと思うかもしれませんが
みなさんに、この本質をよく理解して欲しいと思っているのです。
もう一つに、ヨガの練習をするということがあります。
ヨガは、高次意識に至るためにとても重要な役割があります。
インドやチベット、スーフィーの僧達はみな同じところに行き着いたのですが
それは、高次意識に至りたいと思ったら
ヨガを通して体を使わなくてはならないということです。
そうでなければ、あなたの体は衰退して高次意識に至ることはできないのです。
ですから、食べ物の食べ合わせと
体を動かすエクササイズをすることは
あなたがスピリチュアルな世界に興味があるとしたらこれらは極めて重要なものなのです。
ですから、これらがどんな意味を持つのか、じっくり学ぶ時間を持ち始めてください。
あなたがスピリチュアルな世界に真面目に取り組みたいのなら
何を食べるか、また、ヨガの練習の大切さを知る必要があります。
このアドバイスがみなさんのお役に立てることを願っています。
これらをじっくり学んでください。
私が言いたいことを理解してください。
きっとみなさんのスピリチュアルな世界に役立つことでしょう。
本当にどうもありがとう☆感謝
by Drunvalo Melchizedek
3 comments
こんばんは。yukikoさん。
この動画は、以前にも観て感じ入り、私のブログでもシェアさせて頂きました。
改めて拝見し、私も実はそれからあんまり進歩していないので(肉は食べませんが)
食べ合わせ等の著書など、お薦めの本があったら教えて頂きたいのです。
ヨガも外国人対象のクラスの方が良く分かりやすいので、私の近くでは
ストレッチ的な体操のヨガが多いです。
それでも、構いませんか?
それとも、よい方法があれば、アドバイス頂きたいです。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
こんにちは。翻訳や紹介を通してのたくさんの素晴らしい情報をシェアしてくださっていることに本当に感謝しています。ありがとうございます!!
彼の言う、食事とスピリチュアルに関して、(彼の本も以前、何冊か読ませていただきました)きっと、そうなんだろうな、と思いました。昔からの食事の組み合わせ、日本食での組み合わせや、その土地の食べ方や組み合わせにはきっとそういう意味でも、意味があるのだろうなと興味深かったです。
その反面、今目の前にある物を、感謝していただく(食す)ということが、スピリチュアルな生活から遠いとは思えない自分もいます。(食べ合わせが悪い生活をしていると、スピリチュアルには生きられない??大胆にとると、食べているものが間違っていると(ここにも判断が入りますが・・・何を持って、正しい、正しくない、いい、悪いと誰が判断するのか?とか。笑)目覚められない・・・とか?(笑)
もちろん、なんでもかんでも手当たりしだいに食べる、というのが自然から程遠いということは、私も思いますが。食べることが大好きな私としては、いろいろと考えさせられるビデオでした。
別の「祈り」、のビデオのミゲルさんの言葉で、YUKIKOさんが忘れられないとおっしゃっていた「会う人、会う人に、愛していると伝えることだよ。愛するのにその人を知らなければいけないということはない」というのはとても新鮮で目からうろこでした。この感覚のほうが、私は共感するのですが・・・。どの食べ物もその時に必要なものが必要なだけ与えられいるということを、信頼して、感謝して、味わいたい・・・と思うのですが、YUKIKOさんはどう考えられますか?
ヨガの重要性(身体を動かすこと)も理解できるのですが、ちょっと失礼かもしれませんが・・・多くの悟りを開いた人たちや、別の次元とのチャネリングをしている方々ってみんながみんなそんなにスポーテイーな感じはないような・・・?どうなのでしょう?
TAKOさん、こんにちは
コメントありがとうございます。
食べ合わせに関しては、もちろん化学反応的にあるとは思いますが、私自身はあまり気にせず、季節の野菜を中心に目の前に現れた美味しそうなものをセレクトして、料理を楽しみ、体が喜ぶものを頂いています。特に去年の春からは、自分で野菜も作り始めているので、出来た野菜をせっせと調理しています。
以前、ウェイン・ダイアー博士の動画であるニュートリシャン(栄養学者)を紹介していたのですが、その彼女は”自分で作った野菜を食べるだけで、自分がその時必要な栄養が補給されている”ということを学術的に発表していて、面白いなぁ~と思いました。
野菜を作って思うことは(もちろん大地が作ってくれるのですが)、作り手のエネルギーが大きく加味されているということです。声をかけたり歌を歌ったり、祈りを捧げたりすることで、野菜たちの成長具合が変わるのは本当のようです(笑
ヨガについてですが、たぶんTAKOさんの捉えているYOGAがかなりフィットネス的なイメージなのではないかな・・・と思いました。どうですか?
では~いつもありがとうございます☆感謝