ドン・ミゲル・ルイスの著書The Four Agreements (邦題:「4つの約束」)は世界各国語に翻訳され500万冊以上も売り上げた大ベストセラーです。この「4つの約束」は、一見すると簡単そうに見えるのですが、実は一つ一つが奥深い究極のレッスンで、研ぎ澄まされた意識で生きていないと、簡単に「飼いならし」のドラマに引きずり込まれてしまいます。
4つの約束とは
1、自分自身を汚さない言葉を使うこと
自分をバカにしたり、無力化したり、過小評価したり、無能にしたり、罵倒したり・・・する言葉を使わないこと
2、何事も、個人的に受け取らない
自分自身の信念、感情も含め、人の信念、感情、社会の信念・・・など、何事とも一体化しないこと
3、何事も、決めてかからないこと
過去の体験、そこから得た信念、思い込みですべて決め込んでしまわないこと
4、つねに、ベストを尽くすこと
飼いならされた状態から自由になり、ありのままの自分で生きていくためには行動あるのみ。1~3の約束事を実践しながら、勇敢に行動すること!
すべてプラクティスあるのみです!
いつもありがとうございます。
with vaststillness
ドン・ミゲル・ルイス:飼いならされた人間からの脱出
今あなたが見ていること、耳にしていることは単に夢でしかありません。あなたは今この瞬間、夢を見ているのです。あなたは、脳が目覚めた状態で夢を見ているのです。
私たちが生まれる前、先に生まれた人間たちが社会の夢、地球の夢という大きな夢を作り上げていました。地球の夢には社会の規則がたくさんあります。それは、社会の信念、法律、宗教、文化、常識的あり方、政府、学校、国民の行事、祝日などで成り立っているものです。この社会の夢にはたくさんの規則があり、新生児が生まれた時には、赤ちゃんの関心を上手く引いてこれらの規則を赤ちゃんの頭に植え付けていきます。子供たちには信念を選ぶ機会は与えられず、地球の夢にある情報が他の人々を通して伝授され、私たちはそれらを良しとしていくことになります。私はこのプロセスを”人間の飼い慣らし”と呼んでいます。
私たちは自分が信じたことを信頼し、それによって苦悩していくことになるのです。この地球の夢では、人間が苦悩するというのはあたりまえの話です。恐れを作り上げ、感情的なドラマを作って生きることは普通の出来事です。個人的な夢は終わりのない悪夢にさえなります。恐れの状態で苦悩して生き続けることになるのです。
でも私たちは、悪夢を見る必要はないのです。今この瞬間の夢を楽しむこともできるのです。あなたが、自分自身と、他人と、神と、社会と、両親と、パートナーと子供たちとの関係性において決め込んでいることは、数えきれないほどあります。しかし、最も大切なのは自分自身との間に交わした決め事です。あなたは「自分とはこういう人間だ」と決め込んでいます。「自分は何を感じ、何を信じ、どう行動するか」を自分自身に言い聞かせているのです。
それがひとつくらいの決め事なら大した問題にはなりません。しかし私たちは、自分を悩み苦しませるようなこと、人生に失敗したと思わせるようなことをたくさん自分自身に思い込ませているのです。あなたが喜びに満ちた人生、満たされた人生を生きたいと望むなら、恐れに基づいたそれらの決め事を打ち破る勇気を持ち、そして、自分本来のパワーを取り戻さなくてはなりません。
私たちからエネルギーを奪いとっていく恐れに基づいた信念を変えていこうという準備が整った時、とても役に立つ4つの約束事があります。この4つの約束事を身につけていくにはとても強い意志が必要です。でも、この4つの約束事を取り入れて人生を生き始めたら、あなたの人生は驚くほど変容するでしょう!
by ドン・ミゲル・ルイス
4 comments
いつも素敵な情報をシェアしていただき
ありがとうございます。
MAYAさん、こんにちは!
コメントありがとうございます~繋がりを感じられて嬉しいです☆感謝
4つの約束ですが、簡単そうですが、今の自分には難しく感じます。
特に1番の、自分を汚さない言葉を使うこと、という約束です。
これまでに、一体どれだけ、自分を汚す言葉を使ったやら。
殆ど毎日使っていますから、もうどれだけ汚れたかわかりません。
この汚れを取るためには、やはりそれなりの時間が必要なの
でしょうね。
いやー、これは大変なことだ(もうすぐ50代終わるので)
ゆきぼうさん~こんにちは!ドン・ミゲル・ルイスは「4つの約束」をシンプルに優しくまとめてありますが、おっしゃる通り、常に見張っていないと今までの習性(ミゲルは、飼いならされて出来てしまったパターンと言っています)がすぐに大手を振って現れてきます。時間がかかると言うよりは、観照者である在り方を見に付けていくことだと思います。年齡は関係ありません!笑 感謝☆