アラン・ワッツ:目覚めの準備が整えばあなたは目覚める
しかし、今ここにいるみなさんは、探究心を持ってこういった講義に耳を傾けている。と言うことは、誰もが目覚めのプロセスを歩んでいると言えるのではないか。でなければ、一時的に目覚めに興味をいだいて、自分を悩ませているだけということになる。だとしたら、あなたは目覚めを真剣に捉えていないということだ。しかし、ここにいるみなさんは、真剣というよりは誠実に目覚めようとしているのだろう。
そこで・・・目覚めのプロセスおいて、本当の自分を見い出していくと、あなたがしていることは「今ここ」という場所で全宇宙がしていることになる。あなたという存在は、全宇宙がしていることの一部だ。それは、波が大海原がしていることの一部であるのと同じことだ。本当のあなたというのは、人生に踊らされる操り人形ではない。深いところのあなたというのは、全宇宙そのものなのだ。つまり、あなたは死んで永遠に存在しないものとして我慢することになるわけではない。死とはそういう体験ではない。
あなたは全宇宙そのもの!
つまり、あなたは無を体験することは出来ないのだ。自然は真空を嫌うからだ。あなたが死んで体験することは、あなたが生まれた時に体験することと何一つ変わらないのだ。言い換えれば、誰もが知ってるように、誰かが死んで、誰かが生まれているのだ。そして、それらはみなあなたなのだ。ただ、あなたは一度に一人しか体験できないというだけのことだ。みんなが私であり、自分もまた自分なのだ。全銀河にくまなく存在するものも、なんら変わりがなく私なのだ。あなたはそのすべてなのだ。
素晴らしき永遠不滅のあなた
こんなに複雑なことを自分がやってのけているなんて、驚くべきことじゃないかい?それも教育によって身につけたわけじゃないんだよ!スゴくないかい!
by Alan Watts “Real YOU”