ハートはすべてを知っている
今回取り上げたマヤ・アンジェロウ女史は、2014年5月享年86歳で今世の肉体を離れましたが、彼女の遺したスピリットは今なお世界中の人々のハートを目覚めさせています。先日の亜希子さん(翻訳家、山川亜希子)とのライブ・トークイベントでも「直感を信頼して生きること」がテーマでしたが、マヤ・アンジェロウからも「自分にとって正しいこと、これだ!と思う通りに生きること」の大切さが語られています!またマヤ・アンジェロウは、The heart is the only thing that we can trust.(私たちが信頼できるものはハートだけ!)という名言も残しています。こんなメッセージが溢れていることからも、時代はマインドからハートへ確実にシフトしているということ、そして私たちのマインドを遥かに超えてハートが大切なことを感じています。
「でもどうしたら良いの?」とマインドの声が聞こえてきたら、Just Do Right! ハートがYes! といった行動を起こしてみるだけです!やってみるのです!後先考えずに!今の私にできることを!私の人生を生き始めるのです!
with much love on the journey
yukiko
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魂が喜ぶ道を選択する!
たぶん、最も難しいことは、あなたが人に教える場合自分がその教えを生きなくてはならないということだと思います。自分はそのように生きていないのに「私の言った通りにしなさい」と言うことは出来ません。それは違います。「私は最善を尽くして自分の教えを生きています」と言わなければならないのです。
私はフィービーの描いた「スーキー姉の葬儀」という絵画を持っています。そこにいる9人の女性が、おばあちゃんの祈りの会に来る人々のように見えるので、どうしても何かしなくてはならない時、私はいつもその絵を見て、その絵にある誰も座っていない椅子を見て、「おばあちゃんだったら何をするだろうか、何を言うだろうか」と尋ねるのです。すると本当に、おばあちゃんの声が聞こえてくるんです。「本当は何が正しいのか、あんたにはちゃんとわかってるはずだよ。その通りにすればいいだけさ」「そんなこと私に聞くまでもないことさ」「正しいこと、というのは得にもならないしお金にもならないかもしれないよ」「でもそれは、あんたの魂を満足させてくれるものなんだよ」と。
思い切って「自分の人生」を生きよ!
自分にとって正しいことをすればあなたは守られます。それはボディーガードにはできないことです。あなたの出来る範囲で、最善を尽くして最高の人間になろうとするのです。あなたの行く教会で、お寺で、教室でそう振るまってみるのです。やってみるのです。それがあなたのすべきこと、正しい道だからです。そうしたら、みんながあなたのことを知り、人々はあなたの人生が良くなりますようにと祈るようになるでしょう。もしあなたの名前があげられた時「あんな奴」とか「あいつは最低だ」なんて言われるようだったら、あなたがしていることは何か間違っていると思うのです。でもあなたの名前が出た時に「彼女って本当にステキ」「彼は素晴らしい」となったら本望です!
自分の人生を生きてみるのです。何年も何年も無駄に善行を重ね、惰性に流され、臆病者のままで生きたことを後悔しないように生きるのです。思い切って生き始めるのです!これはあなたの人生、あなたの世界なのです!私はみなさんよりずっと早くこの世を去ることでしょう。自分の人生は自分で決められるのです。価値のない人生を選択することも可能です。でもそれは最悪の選択です。今、何がわかるというの?どうなるのかとにかくやってみるのです。
ともかく思い切ってやってみるのです。より良い世界のために!今のあなたにできることからやってみるのです!良くならないはずがない。良くなるに違いないのです。でもそれも、すべて私たち次第なのです!
by Maya Angelou “Just Do Right”