月経痛は何を現しているのですか?
女性には月に一度の月経があります。月経で気分が暗くなったり、痛みがキツくて辛いという人はたくさんいます。時には学校や会社を休まなくてはならない程強い痛みを感じている人もいます。月経痛は程度の差こそあれ、女性であれば誰もが体験していること。しかし実際は、どんなにキツくても、毎月同じような感じになるので、当たり前の症状・出来事になっている人がほとんどではないかと思います。この月経痛に関して、ジョン・デ・ライター氏(カナダ人スピリチュアルティーチャー)が答えている記事があり、興味深く思い取り上げてみました。
「女性の月経は、月に一度新しい自分と向き合うチャンスとして与えられている。また、月経時は女性性の内なる神秘と深いレベルでコンタクト出来る機会でもある」(ジョン・デ・ライター)
「か弱さ」は「本当の自分」への招待状
毎月のその時期に強く現れているのが「か弱さ、傷つきやすさ」だとライター氏は言っています。女性は月経時、普段にもまして感情的になり、感受性が強くなり、自分の弱さがより強く現れてきています。そのエネルギーの強さのために、イライラから怒りが爆発したり、極端にネガティブになったりしています。また、そのために月経を「嫌なもの」「不浄なもの」と捉えている人もいます。あるいは、単に肉体的な痛みの重さに押しつぶされて、ただ忍耐強く月経痛が去るのを待っている場合もあるでしょう。
しかし今回のセッションでは、その時現れている「か弱さ、傷つきやすさ」は、深いところから来ている「本当の自分」への招待状であり、その招待状は二面性を持っているということ。一つは「これからの新しい自分」への後押し。恐れずに新しい自分を受け入れて生きていくこと。もう一つは「内面の神秘への扉」。恐れずに神秘的な自分自身とつながって生きていくチャンス・・・ということが語られていました。毎月、こんなチャンスが与えられているなんて!宇宙は女性に寛大なのかな?なんて思いました。(男性はどうなるんですか?という声が聞こえてきそうです笑)
女性のみなさん、今度の生理が来たら、是非じっくりと静かに、深いレベルの自分とコンタクトしてみてください。もしかしたら、これからは生理の時期が楽しみになるかもしれませんね!
か弱くても大丈夫!☆愛と感謝を込めて
生理の時の痛みはどこから来るのですか?
Q: 生理についてお伺いします。私は、毎月生理の時と、生理の始まる1週間位前から、かなり心に痛みを感じるのですが、それは私自身から来ている痛みなのかどうか知りたいのです。
J: 違うホルモンがあなたの身体に流れてきて、あなたに圧力をかけているのです。ですから、それはあなたから来ているものではなく、ホルモンから来ているものです。あなたには、まだそのホルモンとうまくやっていく準備ができていないのです。ホルモンが圧力をかけてきているのです。
Q: それが私の心に痛みを創り出しているのですか?
J: その通りです。あなたは押されているのです。それは良いことです。ステキなことです。
Q: ということは、痛みは妨害であり、また弱さを表しているということですか?
J: そうです。
Q: それはチャンスでもあるのですか?
J: そうです。毎月あなたは、これらのことと向き合うことになっているのです。それは、あなたと未来のあなたとの間に立たされるということです。
毎月一回、あなたは警告を受けているのです。これはあなたの課題です。
Q: 私には理解できない何かを感じるのですが・・・肉体レベルではもちろんのこと、もっと深いレベルで何かが起こっているような気がするのです。
J: だとしたら、深いところで起こっていることを静かに感じ取ってみてください。そうすることで、あなたのか弱さ、傷つきやすさは解放されていくでしょう。
Q: その時になると、私は自分のか弱さ、傷ついやすさを感じているのですね。
J: でもその時、あなたは自分のか弱さを感じたくない時なのです。またその時は、あなたの中の神秘が表面化して来ているので、深いレベルにアクセスしやすくなっています。だから、いつも以上に感情が敏感になり、か弱くもなっているのです。
新しい自分に向き合うことに対する脆弱さ、内面の神秘と向き合うことに対する脆弱さ
あなたは神秘が現れ出てくることに慣れていないのです。ホルモンが出て、神秘が現れ、あなたは圧力をかけられているのです。ですから、月に一度、新しい自分と向き合うチャンスを与えられているのです。あなた自身の神秘と一つになるチャンスを与えられているのです。その2つは違う方向性を持っています。
Q: 違う方向性とはどういうことですか?
J: あなたと向き合うことというのは、あなたを外に押し出そううとする働きであり、あなたの神秘と向き合うこというのは、あなたを内面に向きあわせることです。両方共、あなたをか弱くさせるのです。
Q: もっと神秘と向き合ったほうが良いのですか?
J: 両方大切です。か弱さを感じていても大丈夫です。
by John de Ruiter
※オリジナルコンテンツ
http://johnderuiter.com/literature/transcripts/quieted-in-a-deeper-sense-of-the-menstrual-cycle/