21世紀の今を解読する「ニューアース」(エックハルト・トール)
激動の2020年代が幕を開けた途端、世界中のカオス、集団意識の機能不全が強烈に姿を現してきました。一人ひとりの意識が今変わらなければ、世界の状況は更に私たちを目覚めさせる方向へ突き進んでいくことは火を見るよりも明らかです。ここまで複雑にこじれた集団意識の機能不全は、修正不可能なのではないか?そう思わざるを得ない状況になってきています。
エックハルト・トールは著書「ニューアース」の冒頭で「地球上の相当数の人々がまもなく気づくだろうが、人類はいま、進化するか死滅するかという重大な選択を迫られている」「生存を脅かす根源的な危機に対処するーこれがいま、人類に尽きつけられた課題である」(「ニューアース」第1章)と述べています。2020年が始まった今まさに、この言葉通りの世界情勢を私たちは見せつけられているようです。
「闘いグセのある人間のこころ」が作り出すストーリー
「病気との闘いで、私たちは抗生物質を手に入れた。最初は目まぐるしい効果があり、感染症との闘いに勝利をもたらすかと思われた。ところが現在では多くの専門家が口をそろえて、抗生物質の広範な無差別的使用は時限爆弾だ。スーパー・バクテリア(抗生物質耐性菌)のせいで感染症が復活し、爆発的に流行する恐れがある」(「ニューアース」第3章)つまり21世紀の現代になって、闘いグセのある人間のエゴ的な思考が、人類史上初めて、自らの生存、地球上の生命の存続を脅かすところまで肥大化したということです。闘い続けた結果がこれです。カオスの極みです。
報道は、いつどんな時も、なんの罪もない多くの犠牲者を見せ、特定の誰かを悪者、責任者に仕立て上げて責め込むというシナリオを見せてきますが、このストーリー構成の支配下から抜け出さない限り、私たちに真の解放は起こらない、これを思い知るときがきました。敵はどこにもいない、「闘いは心の癖」これを知ることです。そして、この癖を治そうとするのではなく、この癖に気づくこと、すべての解放はここから始まるからです。
「ニューアース」を生きる新処世術
2020年早々世界は大混乱していますが、今こそ架空の恐れを見抜き見極めて、不動普遍の意識の次元を呼び覚ます時です!情報を得て的確に対処することも大切でしょう、でもそれ以上に大切なことは、頭の作り上げる仮想現実に埋没しないことです。外部的現実を人間の心が作り出した集団的な機能不全として認識して、できるだけ反応をしないことです。無意識に反応し続けてきていれば、反応していることにさえ気づけないかもしれません。でも、こういった言葉に出会っている人であれば、できないことはありません。
どうしてこうも心は闘いたがるのか?間違った正義感を原動力とするのではなく、誰もが同じように心の病に苦しんでいること、何かの信念に同一化した得体のしれない粘着質のエンティティに突き動かされていることを理解して、その深い認識を持って、人間の持つ「同情心」思いやりの心を活性化させていきたいものです。
1 comment
平山さま
いつも更新を楽しみにしています。
早く世の中が平穏を取り戻せるとよいなと思います。
この記事を読んだあと、たまたま、
https://vaststillness.com/bashar-4-laws-of-creation/
この過去記事を目にしまして
あーやっぱり大丈夫になっているよね!と
自分の軸を取り戻せた様に感じました。
新しい時代に向けてのこの転換期、
平山さまの発信する情報は
私の羅針盤になっています。
いつもありがとうございます。