「何かしなければならない」というイリュージョン
「何かしなければならない」という衝動がやってきた時、その動機は何でしょう?
その「しなければならないこと」を達成したら、どうなると期待しているのでしょうか?
日本人のよく使う言葉に「頑張る」という言葉があります。
声掛けにもとにかく「頑張って!」「頑張れ!」とよく耳にします。
応援にも取れるし、プレッシャーにも取れる曖昧な言葉です。
今回のパパジの動画の中で、興味深かったのは「頑張らないで」という教えでした。
「何かをすることによって、結果、そうしようとしたことは得られないのです」というところです。
「さとりを達成しよう」⇒結果、さとりは得られない
この「努力」「頑張ること」をギブアップして、ただ静かにしてください。
一瞬でもいい「頑張らないで、静かにする」時を感じてみてください。
心が軽くなって、ただただ笑いがこみ上げてくるかもしれません。
それは見つけることはできないのです。
探すものなど何もないからです。
達成するものなど何もないのです。
探求することをやめ、達成しよう、手に入れようという概念を捨てたら、
それはすでにそこにあるということがわかるでしょう。
あなたが気づかなかっただけでそこにあったのです。
みんな何かしたがるのです。
しかし、何かをすることによって、結果、そうしようとしたことは得られないのです。
なにもしないでください。静かにしててください。
わかりました。
ーわかりましたね。
これ全部馬鹿げたことだったんですね。
by Papaji