2014年 12月東京オープンクラス開催

地球人のためのスピリチュアル・レッスン月例オープンクラス12月のスケジュールをお知らせ致します。
日時:2014年12月6日(土)14:00~16:30
場所:かつしかシンフォニーヒルズ 別館メヌエット
テーマ:「エゴからの目覚め~エゴを乗り越えるための5ステップ」
参加費:4000円

オープンクラス参加お申し込みはこちら

人類にとっての急務「エゴからの目覚め」

今、人類にとって急務となっているのが「エゴからの目覚め」です。エゴって一体何でしょう?日本語でエゴというと「自己中、自分勝手、わがままなこと」だと思い込んでいる人も中にはいるでしょう。でも、ここで言うエゴとは、幻の自分、自分が自分だと思い込んだ自分、本質から分離した自己を意味しています。エゴは、あまりにも巧みに「私」と一つになってしまっているので、その「私」がエゴに気づくのは難しいかもしれません。そこで、今回のオープンクラスでは、エゴからの目覚め、気づきのきっかけとなる学びを共に分かち合っていきたいと思っています。

エックハルト・トールの著書「ニューアース」でいうと、第2章~第4章:・エゴという間違った自己のメカニズム、エゴを乗り越えるために理解すべきこと、エゴはさまざまな顔でいつの間にか私たちのそばにいる~この辺りの学びを深めていくことになります。

エゴを乗り越えるための5ステップ

エゴを乗り越えるための5ステップ」を簡単にまとめてみました。クラスでは、ステップbyステップでお話を進めていきます。参考にしてみてください。

第1ステップ:習慣的な思考グセ、思考に付随する感情に気づくこと

自分がよく考えること、 特に悲観的、ネガティブな思考、また、イライラすること、我慢ならないこと、悲しみなどに気がつくようになること、この気づきから「目覚めの扉、自由への扉」が開かれていきます。ここには、自分に不満をいだいたり、自 分に価値がないと思ったりすることも含まれます。この気づきが始まると、いかに毎日、時には何年間も同じような思考がグルグル回っているかに気づくことでしょう。この気づきは、エゴから自由になるための第1ステップです。

第2ステップ:状況をジャッジし、そこから創り出されるストーリーに気づくこと

ある状況で感じた苛立ちは、その状況そのものが問題なのではなく、その状況に対して思考がジャッジし始めたことからくるものです。状況をあるがままに捉えてその場を楽しむこともできるという、新しいチョイス・あり方「今」を取り戻すことを練習していきます。

第3ステップ:楽観的な「すべてこれでよし」もまた危険

悲 観的な考えだけが問題なのではありません。何でも楽観的に捉えるクセがあれば、そこにも気づいていきましょう。たとえば、仕事をやめることになった時、ネガティブに捉えたくない気持ちから「これでよかったんだ、仕事がなく なってよかった」と言ったりする人がいますが、そのような楽観的な捉え方も必要ないのです。何から何まで肯定的に捉えて自分を納得させるようなこともしな くていいのです。そうでないと、この場合で言えば、仕事のない現状に居座ることになってしまいます。ただ現実に起こっていることを、ジャッジなく捉えればよいのです。「今は仕事 がない。仕事を探さないと」ただこれだけです。

第4ステップ:ちょっと気づいても、エゴはすぐに次の理由を持ち出してくる性質がある

さぁ、習慣的な思考にも気づくようになり、自分の思い込みから創り出しているストーリーにも気づき、悲観的でも楽観的でもなくなった・・・しかしです、エゴは一瞬のスキ を狙っているかのように、気づきの直後に姿を変えて忍び込んできます。気づきは、一度限りではなく、徐々に深まっていくもの、定着していくものだということを知っておくことが大切です。エゴはそう安々とは消えてなくならないのです。エゴには、言い訳、理由が大好きで、どこまでも偽装してついて来る性質があるからです。

第5ステップ:決してエゴを敵に回して戦わないこと

だからと言って、エゴを見張り続けて、見つけてはやっつけるといったことに走ると、とんでもないことになります。エゴを敵に回すということは、エゴに戦いを挑んでいることです。そうなったら、エゴはなくなるどころか強化されていくだけなのです。

エックハルト・トール:エゴの鎧から自由になるには

エックハルト・トール「あなたと本当のあなたを分離するエゴからの脱出」というブログ記事をご紹介します。(以下の記事を朗読したものは、mp3で聞くことができます。ナレーション:平山 由紀子)MP3ファイルはこちら

ほとんどの人は、エゴと聞くと、うぬぼれとかプライドを思い浮かべると思います。でも、そういった自信過剰な意識だけがエゴではありません。劣等感、自己嫌悪といった自分自身に対する過小評価からくる感情もエゴになります。あなたが自分自身に対して持っているセルフイメージは、どんなものであってもエゴから生まれています。あなたが自分のことをこういう人だと思い込んでいること、あるいは人に言われてそうだと信じ込んだ自分というものすべてです。

ひとつ、エゴというものをカブトムシの甲羅のような固い殻だと考えてみてください。この殻が保護の役目をして、あなたと他の人、外の世界を切り離しています。ここで殻が意味しているのは、分離ということです。これは私、あとはその他の世界、他の人という考え方です。エゴというのは、他の人のもの、別のものという概念を強く持ちたがるのです。

この分離の感覚が、エゴの本質です。エゴというものは言葉や思考によって、周りの状況や周りの人に不満をいだいたり、今ここで起こっていることに納得が行かなかったり、あるいは自分自身に対しても不満に思ったりすることがとても大好きなのです。

例えば、あなたが今スーパーのレジで長い列に並んでいるとします。すると、あなたは頭の中で、レジの人がなんて遅いんだろうと不満を抱き始めます。もっとこうすればいいのにとか、あるいはなんて仕事が遅いんだろう・・・と考え始めるのです。この状態になったら、あなたはエゴにやられていることになります。あなたが考えているのではなく、あなたが思考に乗っ取られている状態になっているということです。

もし、あなたが自由になりたいと思うのならば、あなたの「頭の中の声」がその思考を作り上げていること、そしてその声のせいでイライラという感情が出てきているのだということを理解しなくてはなりません。

実際そこにあるのは、金色に輝いている果物の影だったり、列に並んでいる子供が早く食べたいよ~と言っている姿だったり、それが今あなたの周りで起こっている真の世界なのです。このエゴという武装から自由になること、無意識に司令を出してくる「頭の中の声」から自由になるためには、繰り返し繰り返し思考を客観的に見ていくということがとても大切になってきます。

by エックハルト・トール (2011.10.11)

エックハルト・トール〜「エゴからの脱出」MP3のダウンロード

http://www.oprah.com/oprahs-lifeclass/Eckhart-Tolle-on-How-to-Free-Yourself-from-Your-Ego-Armor

日時:2014年12月6日(土)14:00~16:30
場所:かつしかシンフォニーヒルズ 別館メヌエット
テーマ:「エゴからの目覚め~エゴを乗り越えるための5ステップ」

参加費:4000円

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